や組(小学中学年&高学年)によるムービー制作『鳥獣戯画』

皆様、ご無沙汰しております。

や組講師のYです。

さて、や組(小学中学年クラス)では今年1月より1ヶ月半かけ
小学6年生の教科書の『リライト教材』を利用し、『鳥獣戯画』を勉強しておりました。

皆様、『鳥獣戯画』をご存知ですか?

『甲・乙・丙・丁』と呼ばれる全4巻の絵巻物は、京都右京区の高山寺に伝わる紙本絵巻。

 

全4巻を合わせると44メートルあると言われているこの絵巻物は、特にウサギ、カエル、サルなどが擬人化し描かれた『甲』本が特に人気で、一部の場面には、現在の漫画に用いられている効果に類似した手法が用いられていることから、『鳥獣戯画』は、『日本最古の漫画(アニメーション)』とも言われています。

そんな日本最古のアニメーションを勉強する内に、
私達も私達の手で、『や組の鳥獣戯画レポート』のムービー(動画)を作り上げようではないか!となりました。
ムービーの構成から音楽に至るまで、すべて子供達が担当。
音読風景を取り入れるのも、彼女達のアイディアでした。
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毎週1時間だけ、限られた時間の間で制作したムービーですので、できる事は限られていますが、皆で一生懸命作りました。
何よりも和気藹々とした寺子屋での雰囲気が大いに出ているかと思います。

海外に住むマルチリンガルの子供にとって、日本語を続けていくことは、容易なことではありません。
特に小学中学年になると漢字はより難しく、文章もより難しくなります。
自主学習も必須になります。
小学中学〜高学年になると、日本語を続けようとする気持ちは、そのモチベーションの高さに比例します。

ですが、このクラスは、お互い助け合い、そして何より厚い信頼関係で結ばれている為、きっとこれからも、良い環境の中、日本のお勉強ができることでしょう。

3月22日からは新しい女の子も加わり、や組は小学中学年〜高学年女子4名になります。

私も週に1回、皆と過ごせることがとても楽しみです。

皆、これからもよろしくね。

 

 

日本語教師が「Hunter x Hunter」を見てみた。

大人気アニメ「Hunter x Hunter」も、
2014年9月の148話で、最終回となりました。

「『ハンター×ハンター』って、なんか聞いたことあるけど、おもしろいの?」
「子どもに見せても、だいじょうぶ?」
「日本語の勉強になる作品?」

そんな疑問をお持ちの方のために、日本語教師視点
「ハンター×ハンター」についてわかりやすく解説します!

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★★★

まずは、簡単なストーリー説明です。

題名にある「ハンター」とは、物語内の架空の職業です。
「財宝・犯罪者・遺跡・生物など、稀少な事物を追求すること」を生業とします。

主人公の少年ゴンは、叔母と祖母と一緒に、小さな島で暮らしています。
ある時、死んだと聞かされていた父親がハンターとして活躍していることを知り、
自分もハンターになるため、試験を受けることを決意します。

様々な仲間との出会い試練を経て、成長していくゴンの物語です。

★★★

続いて、作者と物語の特徴についてです。

原作者は、冨樫義博です。
「幽遊白書」の作者、「セーラムーン」の作者と結婚した人でもあります。

この人の作品の特徴は、
(1)よく練られた設定(2)魅力的な登場人物、そして(3)理屈っぽさです。

(1)よく練られた設定

物語内の「ハンター」という職業の特殊性にしても、
その他諸々の能力、対峙するの設定にしても、
非常にユニークかつ、綿密に練られています。

この設定が、一度にすべて明らかになるわけではない、
というところがミソです。

登場人物たちと同じ視点で、
見る側も一緒にドキドキしながら、
考えさせられます。

「次、どうなるの?」「え、なんで!?」

と思わせる場面が続々です。

つまり、複雑な設定を理解したい!
と思わせる工夫がちりばめられているのです。

このことで、多少わからない語彙が含まれていても、
文脈でなんとか補い、
理解しようとする意識
が働きます。

この理由から、語彙増強には、
うってつけの作品
だと言えます。

(2)魅力的な登場人物

冨樫作品は、「ちょっと狙い過ぎじゃないの?」
と言いたくなるくらい、
魅力的なキャラクターが多いのも特徴です。

主な登場人物はもちろん、脇役にいたるまで、
個性がきらりと光ります。

高校生くらいの年代までの子どもたちにとって、
心から共感できる架空の人物との出会いは、
様々なプラスの副産物をもたらしてくれます。

大好きなキャラクターが出てくるアニメを見たい、
マンガを読みたい、他のファンとインターネットで交流したい、
などなど。

「好き」という気持ちがあれば、
現地校の宿題が多くても、
習いごとで忙しくても、
日本語に触れる機会を確保できるものです。


(3)理屈っぽさ

主人公のゴンは天真爛漫で単純明快な性格ですが、
戦いに挑む場面では、驚異的な発想力で、
様々な戦術を展開します。

物語を通して、単純な戦いだけでなく、
心理戦が多いのも特徴です。

ことば巧みに、相手を誘導したり、
敵の裏をかいたり、行動を先読みしたり•••

これにも、いつもドキドキさせられます。

また、登場人物の行動ひとつひとつに、理由があり、
敵にもそれなりの事情があることが
ストーリーの流れの中で説明されます。

さらに、心情の流れや、気持ちの変化も丁寧に描かれ、
言語化されています。

「少年マンガなんて、戦っているだけでしょ?」
お思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、
そんなことはありません。

ここまで理屈っぽければ、見ているだけで、
嫌でも多様な日本語表現に触れることになります。

★★★

お子さんに見せる際には、注意が必要な作品です。

戦闘シーンも多く出てきますので、暴力的なアニメは
見せたくないという方には、おすすめできません。

しかし、小学校高学年以上の
日本語学習者にぜひ見てもらいたい作品です。

ファンタジー世界が舞台なので、
日常生活に必要でない語彙
多少出てくるという点をさしひいても、
語彙•表現レベルの高さ
多様さ論理的な展開と説明は高く評価できます。

もちろん、日本語母語話者の大人の方にも、
おすすめです。

これで、将来は海洋学者★

今回は、海洋生物についての世界最先端の知識を、
子ども向けに紹介したホームページ
文部科学省が作った無料オンラインゲームをご紹介します。

映像や写真満載ですので、日本語を読むのに抵抗感がある
お子さんでも楽しめます。

★★★

最近、日本では深海ブームなのだそうです。

JAMSTEC (海洋研究開発機構)でも、この機会に将来の海洋学者を育てようと、
様々な講演会を行ったり、絵本を出版したりと様々な活動をなさっています。

ちなみに、絵本は『くじら号のちきゅう大ぼうけん』というタイトルです。
こちらもおすすめです。(リンクはこちら➡★)

★★★

その一環でつくられているホームページ(リンクはこちら➡)、
私も、最近見てみたのですが•••。

これが、おもしろいんです!!
オギャーと生まれた時から文系人間だったと自負している私でも、
大興奮したくなるほどのおもしろさです。

ホームページのフロントは、大きな海の絵で飾られています。
よく見ると、絵の下のほうに、赤い矢印が•••。カーソルをあてると、
なんと、絵がどんどん下に!まるで海に潜っていくようです。

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そう、これ、深海の様子がわかる絵になっているのです。
すてきな遊び心、そして、子どもたちの知的好奇心をくすぐる仕掛けです。

コンテンツも非常に充実しています。
そして、なんといっても、世界最先端の研究成果の賜物です。
こんなビデオも写真も、なかなか他で見られる機会はありません。

海の生物について学びながら、日本語も自然に勉強できる、
海外のマルチリンガルの子どもたちには、
一石二鳥、いや、それ以上の価値があるサイト
です。

★★★

様々なコンテンツの中で、私の一番のおすすめは
「海と地球のかべ新聞」(リンクはこちら➡)です。

「温暖化が海の生き物にあたえる影響」から
「音波調査の技術」「海底温泉での新発見」
などなど、
現地校のレポートやプレゼンテーションのネタにもなりそうな話が、
1ページにわかりやすくまとめられています。
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★★★

そして、もうひとつのおすすめが、
文部科学省がつくった「深海ワンダー」というゲームです。
(リンクはこちら➡
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潜水艦を操作し、生物の姿を写真におさめるという、
シンプルなゲームなのですが•••。

大人がやっても十分楽しめます。

ゲーム慣れしていない私は、
太刀魚しか撮れませんでしたが、
それでもわくわくしてしまうゲームでした。

人工知能のおしゃべりも、おもしろいです。
(時々「皮肉?」と思えるシーンもあって笑えます。)

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未発見の地点までたどりつくと、
自分で深海の生き物を描くイベントが発生するそうです!

深海の生き物らしい、発光した生き物
創作することができます。(私もやってみたいです•••)

また、描いた生物は、深海に放すことができ、
放たれた生物が、ほかのプレーヤーが描いた生物たちと
一緒に泳ぐ姿
も見られます。

ゲーム以外にも「深海ずかん」や「現場インタビュー」
「しんかい6500(潜水艇)のすべて」
など、
コンテンツも充実しています。

このクオリティで無料だなんて、すごすぎます。
さすが文科省です。

★★★

このサイトとゲームを楽しめば、
お子さんも将来、海洋学者になるかも。

日本語で学んで遊ぶコンテンツとしても、
大いにおすすめします。

海外のお子様必見!おはなし動画☆

NHKの「おはなしのくに」、ご存知でしょうか。
とてもいい番組ですよね。
これぞ名作、と太鼓判を押したい作品のみを選んでくれています。

「おむすびころりん」「雪女」などの昔話、
「てぶくろを買いに」「おおきなかぶ」「ともだちはうみのにおい」など、
海外の子どもたちにも、ぜひ楽しんでほしい作品です。

しかし国外では見られないよなあ•••とばかり思っていたのですが、
なんと、インターネットで無料で動画が見られます!!
(本当にいい時代だとしみじみ感動しました•••。)

リンクはこちら

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さすがNHK、語りのナレーションも絵も音楽も、よくできています。

しかも、ホームページにあるのは動画だけではありません。
音読用の読み教材先生向けの授業プランワークシートまであります。

好きになった作品は、とことん読み込んで、日本語学習に大いに役立てましょう!

これは本当におすすめです!

日本語教師が「妖怪ウォッチ」を見てみた。

「妖怪ウォッチ」がおもしろい!と、
海を挟んだこっち側でも聞くようになりました。

ゲームや関連グッツのあまりの売れ行き、
日本ではよくニュースにもなっていますよね。

[番組の公式ホームページはこちらです
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てらこやのこ組のR太君も見ているそうで。
「これは後々授業で使えるかも。私も見てみねば!」と思った次第です。
(R太君、機会をくれて、ありがとう!)

★★★

どんなお話か、ざくっと説明します。
妖怪ウォッチという時計を手に入れ、
妖怪が見えるようになった男の子が主人公です。
そして、妖怪の存在ゆえに発生している問題を解決していきます。

妖怪を「集め」、戦わせるという設定は、
昆虫採集や「カブトムシの相撲大会」と似ている部分があり、
ポケモンとも共通しています。

キャラクターは、いわゆる日本古来の妖怪とはずいぶん異なっています。
これは、現代の子どもたちの感覚に合ったものじゃないかと思いました。
「こんな妖怪なら、いるかも!」という感覚です。

「ヒキコウモリ」(取り憑いた人間をひきこもりにする妖怪)、
「ドンヨリーヌ」(その場にいると空気が悪くなる)などなど、
大人が見てもおもしろい妖怪がたくさんでてきます。

★★★

日本語教育としての観点からすると、ポケモンよりも価値が高いと判断しました。

ひとつめの理由は、舞台が日本だということです。
架空の世界が舞台だったポケモンよりも、
日本文化をより身近に感じられる内容です。

ふたつめの理由は、妖怪たちとことばでコミュニケーションができることです。
一単語しか話せない黄色い生き物、かわいいんですが、
あれでは語彙増強は期待できません。

主人公は、最初から妖怪と戦うのではなく、
彼らの事情を聞いて話し合うことを通じて問題を解決しようとします。

また、友達となった妖怪を呼び出し、戦ってもらうこともありますが、
呼び出しても、相手の気分次第では戦ってもらえないことも•••。

その場合も、ことばによる依頼や交渉が必要です。

つまり、語彙•表現だけでなく、コミュニケーションの仕方も勉強になります。

3つめの理由は、妖怪の設定が細かいことです。

様々な文脈で登場する妖怪たちには、妖怪になったいきさつ
取り憑かれた人間がどうなるかという設定などがあります。

これらを日本語で理解し、自分のことばで説明できるようになれば、
ことばの力がぐんと伸びること間違いなしです。

ということで、「妖怪ウォッチ」、海外在住の日本語学習者にもおすすめします。

暴力シーンがないので、お子様はもちろん安心して楽しめますし、
大人が見てもおもしろいですよ。

「日本」を知るアニメ

今や、アニメ=日本文化なので、
「どのアニメを見ても、日本を学べる!」といえなくはないのですが、
数あるアニメの中で特におすすめのものを紹介します。
対象年齢の目安は、小学生以上です。

★★★

最初は有名どころです。

「もののけ姫」

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私が初めて見たのは、小6の時です。
映像の美しさ迫力に圧倒されたのは
もちろん、単純に人間vs自然という
対立構造でないところがおもしろい!
と強く惹かれました。
(映画館に二回も行ったのは、今のところ、
この映画が最初で最後です。)

人と人、人と自然の関係性、宗教観•••
現代社会にも通じる日本らしい考え方が、
色濃い作品です。

時代考証もしっかりしているので、
室町時代の歴史の勉強にもなります。

★★★

もうちょっとソフトな作品を•••
という方には

「夏目友人帳」がおすすめです。

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これも、日本らしい森の風景が美しいアニメです。
町並みも神社も、丁寧に描かれています。

日本らしい人付き合いやコミュニケーションの仕方の、
良い面がたくさん発見できます。

八百万の神がぞろぞろ出てくるのですが、
怖いシーンはありません。

見た後に、心があたたかくなるような
エピソードばかりです。

★★★

「ヒカルの碁」

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ちょっと前に、子どもたちの間に囲碁ブーム
巻き起こした作品です。

これを見て囲碁にハマった知り合いが何人かいます。
すでに囲碁が好きな人にもおすすめです。

日本国内の囲碁文化についてはもちろん、
平安時代についても勉強するきっかけにもなるかもしれません。

★★★

「ファンタジーじゃなくて、もう少しリアルなものを!」
という方には、

「となりの怪物くん」

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今時の高校生の物語です。

見るだけで、日本の学校文化を知ることもできますし、
日本語の話し言葉の勉強にもなります。

日常的に使われるまともなことばが
でてくるアニメは、実は多くないので)

人間関係を通した登場人物たちの成長
楽しめるアニメです。

車好きの子に!おすすめ動画

お子さんが車&電車好きでしたら、こんな動画がおすすめです。
車の名前は、カタカナの練習にもよさそうですね。

★★★

『はたらくくるま』

『バスがくるよ』


『バスごっこ』


『ヤッホー、新幹線』

『走るよ、新幹線』

勉強になるアニメ

今日は、勉強になるアニメを紹介します。

物語を楽しみながら、知識も身について、
日本語の語彙•表現力もぐんぐん伸びる•••
そんな良作ばかりです。

日本語勉強することと、日本語勉強すること、
組み合わせることで相乗効果があります。

海外で生活するお子さんにとっては、
ただインプットを増やすだけでも、
十分に価値ありです。

対象年齢の目安は小学生から大人までです。

★★★

「もやしもん

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菌が肉眼で見えてしまう
男の子が主人公。
でてくる菌たちが、とてもかわいいのですが、
しっかり実際の形をデフォルメしてあるのが、
すごいところです。

微生物学を専門にしている友人も、絶賛していました!

みそ、しょうゆ、ヨーグルトなどの身近な菌
たくさんでてきます。

今までの世界が、ちがって見えるようになる作品です。

お子さんと一緒に、大人も勉強しちゃいましょう!

★★★
「ちはやふる」

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見るだけで、百人一首や古典知識が身につきます。
競技カルタをテーマにした物語です。

試合の際の詠み手役は、プロの詠み手さんです!
「和歌って、こんなに綺麗だったの?」
ほれぼれするような詠みです。

目標に向かって努力すること、挫折を乗り越えること、
友達との絆、気持ちの伝え方•••

大切なことが、たくさん学べます。

物語も登場人物も、本当に魅力的です。
小学生の時に見ていたら、もっと楽しく
百人一首を覚えられたのになあと思う作品です。

とてもおすすめです!

★★★

「魔法先生 ネギま!」

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これは、一番軽めのお話かもしれません。

魔法使いの少年が、女子中学生の担任になるところから物語が始まります。

最初のうちはただのラブコメなのですが、
だんだん、本格的なファンタジーになります。

魔法を使う際、呪文をとなえるのですが、
その呪文がラテン語なのです。

日本のアニメ•マンガで、ラテン語の
勉強になるなんて、すごいと思いませんか?

この作品をきっかけに羅日辞典を購入し、
ラテン語起源の英語にも強くなり、
東大に合格した人もいるとか•••。

おすすめアニメ−動物好きの子に!

今日は、動物好きのお子さんにおすすめのアニメを紹介します。

私は普段大学で日本語を教えているのですが、
アニメが好きという学生は大勢います。

彼らの特徴は、語彙力の高さです。

補習校でも、アニメやマンガをきっかけに、
日本語力がぐんと伸びた子も多いです。

以下の作品は、小学校の低学年から楽しめますが、
大人が見てもおもしろい作品ばかりです。

自他共に認めるアニメオタクの私 (Emi)が、
自信を持っておすすめします!

1)映画「おおかみこどもの雨と雪」

まずは有名どころから。

昨年、話題になったアニメ映画です。

主人公は、狼と人間のハーフの子どもたちです。
自分は狼なのか、人間なのか•••

アイデンティティで揺れる様子子どもたちの決断を見て、
思わず涙してしまいました。

あたたかく、美しい映画です。


2)「獣の奏者エリン」

児童書が原作です。
作者の上橋菜穂子さんは、ファンタジー小説家でもありますが、
文化人類学の研究者でもあります。

上橋さんが描く異世界は、
なんというか「厚み」が違います。(原作もおすすめです!)

主人公のエリンという少女と、王獣(おうじゅう)と
呼ばれる動物が物語のキーです。

決して人と心を通わせることはないとされていたこの獣を、
操る力をもつエリンの喜びと苦悩、
王国を巻き込んでの、波瀾万丈なストーリーが描かれます。

人とは何か、生き物とは何か、
人と生き物の関係とはどうあるべきなのか•••。

かわいらしい絵柄と、やさしい雰囲気の作品の中に、
かなりシリアスな問題提起がなされています。

日本では、小さいお子さんと一緒に見始めて、
お母さんも一緒にハマってしま
ことが
よくあったそうです。

http://www3.nhk.or.jp/anime/erin/

3)「銀の匙 silver spoon

これも、ここ数年の中で、一押しアニメです!!

「鋼の練金術師」の作者、荒川弘さんの作品ですが、
まったく作風が違います。

農業高校に入った主人公が、
牛や馬やにわとりに翻弄されながらも、
農業の意味や、食べることについて考えるというお話です。

とても明るく楽しい作品ですが、食物連鎖についても学べます。

農林水産省のContents Award of Japan Food Cultureを受賞
したアニメでもあります。

ぜひお子様と見ながら、思ったことを話しあってみてください。

授業でつかう歌[ら組]

てらこやオリジナル教科書試用版の最終原稿、まだいじっているEmiです。
ら組で使う予定の歌も、今書いちゃうことにしました。

■8月「どんな色が好き?」
トピックは、「ぼく•わたし」なので。自分の好きな色についても、お話してもらいます。

■9月「世界中の子どもたちが」
毎年大好評の、地図•国旗を勉強する月です。

■10月「おばけのホットケーキ」
トピックは、「たべもの」。11月初旬に、またみんなでお好み焼きを作る会をします。これも日本語授業の一環です。
(この歌は、補習校のKちゃんが教えてくれました。Kちゃん、ありがとう!)

「まるまるもりもり」
教科書には、「食育」も取り入れています。からだにいい食べ物について子どもたちといっしょに考えたりします。

■11月&12月「くまのぬいぐるみ」
シンタクラースやプレゼントのトピックに関連して。

以上です。今度こそ仕事にもどります。